<まえがき>
すでに恋人同士で、でもプラトニックでキスすらまだな二人。
ある日、カイを怒らせてしまったタカオ。
んで、キョウジュのアドバイスをもとにカイに謝りに行ったタカオ。
んで、そこでまたケンカ。
原因はその謝り方にあったのだが・・・。
カイがタカオを部屋角に追い詰めたところから、はじまります。






deeply in love


きょとんとした顔。
「何だと・・・思う・・・?」
小馬鹿にした様な笑みを浮かべてやる。
「わ・・・わかるわけねぇだろ!!」
案の定、木ノ宮はかみついて来た。
上目遣いに睨んでくる。

「とにかく、放せ!」
そう言って腕を解こうとする。

軽く口づけた。

驚いたのか、零れ落ちそうなくらい見開いた瞳。

それを覗き込み、言う。
「放すわけ、ないだろう?」

深く口づけた。
歯列を割り、やわらかく熱いそれを絡めとる。
「ん‥ぅ‥」
初めてなのだろう、深く切り込むたびに声がこぼれる。

思う存分味わい、放してやる。
と、身体が凭れかかってきた。
腰が抜けているようだ。

まさかと思い、ズボンごしに木ノ宮のそれにふれる。
それは、すでに熱を持ちはじめていた。
「感じやすいんだな」
「な・・・・・・!?」
つい出た言葉に反応し、潤んだ瞳で睨んでくる。
こういう時にそういう顔をするのは逆効果だと知らないのだろうか。

下着ごとズボンを下ろし、直接それに触れる。
木ノ宮の身体がビクンと跳ねる。
ゆっくりと上下してやる。
感じているのだろう、手の中のそれは少しずつ硬くなっていく。

ふと、声が聞こえなくなった事に気が付いた。
見ると、必死になって声を抑えている。
「我慢するな」
無理やり口を指で抉じ開ける。
「‥‥ゃんっ!」
とたんに漏れる甘い声。

もっと聞きたい。

唾液で濡れた指を秘所に入れる。
「やだ!カイ!」
必死になって抵抗してくる。
が、抵抗になっていない。
きっと思うように力が入らないのだろう。
「やめて!気持ち悪い!」
木ノ宮の身体が震えていた。
「・・・すぐに・・・よくなる」
耳元でそう囁く。
その声は自分でも驚くほど甘かった。

「・・・ぁん・・・」

抗議の声に嬌声が混ざりはじめる。
「・・・ここか?」
「・・やん・・・ぁあん」
返事の代わりの甘い嬌声。

木ノ宮の声とピチャピチャといういやらしい音が、部屋に響く。

「そろそろいいか‥」
そう思って指を抜き、自身あてる。
そして―――

ぴーんぽーん

ベルがなった。
誰だ、こんな時に・・・。
・・・・・・。
気を取り直して―――

ぴーんぽーん

無視だ、無視―――

ぴんぽーん

・・・・・・・・・・(怒)

ぴんぽんぴんぽん
ぴんぽんぴんぽん
ぴんぽんぴんぽん

「・・・・・・カイ?」

ぴーんぽーん

「誰だ!!!」

ばんっっっ!!

「まいどありがとうございます。○×食品デリバリーサービスです!!」
そこには、憎らしいほどにこやかに微笑むキョウジュの姿があった。





<あとがき>

ごめんなさい!!(土下座)
ごめんなさいごめんなさいごめんなさい・・・(以下略)・・・。
意味不明な内容でごめんなさい。

カイ×タカオ←キョウジュ前提?
その後、彼らはどうなるのか・・・。

ちなみに、題名に深い意味はないです。






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